快速馬のケイアイガーベラがチャンスをつかむ。
大外15番枠は一見不利な印象を与えるが、全く問題ない。内枠に強力な同型馬は見当たらないからだ。芝スタートからスピードに乗って、難なくハナに立ちそのまま押し切るとみた。
成績はレコード勝ち(10年プロキオンS)を含む計7勝の千四に集中しているが、千二も1戦1勝と適性は高い。
賞金不足のためJBCスプリントを断念。ここに矛先を向けてきた経緯があり、GI戦線に向けて最高で1着、最低でも2着が陣営の合言葉。モチベーションは高い。
短期放牧を挟み必勝態勢が整った以上、大いに期待したい。
実績からセイクリムズン、セレスハントが相手になる。
◎15ケイアイガーベラ
○2セイクリムズン
▲14セレスハント
△1ティアップワイルド、5ドスライス、6デュアルスウォード
☆中山10R「美浦ステークス」(芝1800メートル)
オークス、秋華賞の両GIで強敵相手に7着、4着(いずれも0秒5差)と好戦してきた、アカンサスをイチ押し。
男勝りの決め手がこの馬の武器。オークスTR・スイートピー賞(1着)そして、秋華賞はメンバー最速の差し脚を爆発させ、神髄を見せつけている。自己条件に戻ったここは、チャンス十分だ。
◎7アカンサス
○5シルクアーネスト
▲2ビンテージチャート
△1プレイ、4ハッピーパレード、6ニシノメイゲツ
☆小倉11R「柳川特別」(芝1800メートル)
3連続2着中のエーシンミズーリが今度こそ決める。
惜敗続きだが、実力を疑う余地はない。強敵が抜け、メンバー構成に恵まれたここは取りこぼしは許されない。
◎9エーシンミズーリ
○2エスカナール
▲6コスモソーンパーク
△5アグネスサクラ、7マイネルプリマス、11グッドバニヤン
☆阪神11「阪神ジュベナイルF」(芝1600メートル)
近年まれにみる混戦レースだが、最後に笑うのはイチオクノホシ。
新馬→サフラン賞を連勝。エリート街道を驀進中の逸材で、その内容も秀逸。直線だけの競馬で0秒3差、0秒2差突き放しているのだから凄い。
2歳牝馬でこれだけのパフォーマンスが出来るのは、能力が相当高い証拠だ。426キロと小柄ながら全身はバネの塊で、勝負根性も男勝り。
距離延長は望むところで、一段と競馬はしやすい。乗り替わりも世界のデムーロ騎手なら全く心配無用。破竹の3連勝で頂点に立つ。
◎8イチオクノホシ
○11アイムユアーズ
▲5ファインチョイス
△13ジョワドヴィーヴル、15トーセンベニザクラ、16エピセアローム
☆阪神10R「オリオンステークス」(芝2400メートル)
メンバー屈指のコース巧者(3勝)シゲルリジチョウが狙い目。
菊花賞はオルフェーヴルの前に14着と返り討ちに遭っているが、自己条件に戻れば巻き返しは必至。コース適性に加えて、裸同然のハンデ53キロも勝利を後押しする。
馬体の立て直しにも成功。反撃態勢は整っており、起死回生の一発がある。
◎5シゲルリジチョウ
○2ゴールドブライアン
▲3エドノヤマト
△1メイショウドンタク、9ロッカヴェラーノ、10メイショウドンタク
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。