事前に和田のマネージャーから、「最初の一声は『もしもしアコですけど』で小さい“ッ”が入らない」といった基礎情報を得て企画に挑んだ。
ターゲットとなるメンバーは、あびる優、NON STYLEの井上裕介、IMALU、勝俣州和、TBSアナウンサーの国山ハセン、トレンディエンジェルの斎藤司、陣内智則、武田修宏、出川哲朗、松村邦洋の10名である。
シャチホコは、あびる、武田、国山、IMALU、斎藤、松村を順調に騙し、呼び出しに成功するも、勝俣は「酔っているときはそんなにスムーズにしゃべらない」と、見事にニセモノを見抜いた。井上、出川、陣内は留守電であった。マネージャーの証言によれば、出川は地方ロケが多く、留守電の場合は地方にいるという理由で断ることが多いようだ。最後に出川から「今島根なんですよ」と折返し電話があり、企画は見事にオチをつけた。
これを受け、ネット上では「シャチホコまじでヤバイな」「一応騙されている感じがないし、ガチンコなのがいいね」といったMr.シャチホコのものまねクオリティの高さに絶賛の声があがる。一方で、声の微妙なトーンを聞き分けた勝俣の感度の高さについて、「勝俣ってすごいんだな。芸能界で長く生き残っている理由わかるわ」「勝っちゃんヘタレキャラのように見せてすごい繊細なんだな」といった声が聞かれた。それでも出川までは「騙し切れた」ため、神回となったともいえるだろう。Mr.シャチホコの和田モノマネに関しては、これからもさまざまな「応用企画」が生まれそうだ。