「所属事務所はもともと、深田恭子も加えた三つ巴で看板女優の座を競わせていた。ところが、深田は主演ドラマが振るわず、いつの間にかオファーが来る仕事の“格”が綾瀬と石原の後塵を拝すようになり、バトルから脱落してしまった」(芸能プロ関係者)
そんな中迎えた綾瀬VS石原の“夏の陣”。
綾瀬の主演ドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)は、四コマ漫画が原作。綾瀬演じるキャリアウーマンの岩木亜希子が、結婚相手の連れ子の家事や育児に奔走する十年を描いている。
一方、石原主演の「高嶺の花」(日本テレビ系)は、石原演じる華道の名門の令嬢と、商店街の自転車の店主・峯田和伸(銀杏BOYZ)の超格差恋愛を描き、脚本を恋愛ドラマのヒットメーカー・野島伸司氏が担当し、放送前から話題になっていた。
27日までに両ドラマは第3話まで放送。その結果、「義母と娘のブルース」の視聴率は11・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、11・3%、12・4%と上昇気味。
それに対して、「高嶺の花」は11・1%、9・6%、8・2%と早くも1ケタにダウンし、放送回を重ねるごとにダウンしてしまっているのだ。
「綾瀬のキャリアウーマンが見事にハマっているにもかかわらず、“腹踊り”も披露するなど視聴者を飽きさせない。一方、石原のドラマはあり得ない言動のオンパレードで、野島氏が時代遅れであることが浮き彫りに。スキャンダルのない綾瀬、そしてIT社長との熱愛が報じられた石原、現状での勢いの差がもろに出てしまったようだ」(テレビ局関係者)
石原サイドの巻き返しに期待したい。