2年前に友人の紹介で知り合ったという2人。同カフェの店員となるメンバーがステージ上で「LOVEマシーン」の歌とダンスを披露した後、音楽が本来持っている、生で見て、生で感じるものを表現するライブスペースのような場所を探していたところ、「だったら秋葉原じゃないですか」「やっちゃおうよ」と意気投合したことが紹介された。1000を超える応募者の中から、つんくらが、モーニング娘。と同じ方法で面接・選考を行ったメンバーが、カフェで給仕などのサービスを行う。500円で1ポイントを得る顧客は、ポイントをお気に入りのアイドルキャスト「推しメン」に付与することができ、推しポイント上位のキャストは、店舗外でのイベントやメディア露出機会に優先的に出席できる権利を得ることができる。主催者発表によると、顧客にとっては、「アイドルたちのパラメータが上昇し、推しメンが成長していくことが、うれしくもあり、悲しくもある」という。
つんくは、昔なら「スター誕生」や「夕焼けニャンニャン」内でのコーナーなど、アイドルやスターが誕生するルートが存在したが現在はなく、また、アイドルが秋葉原から日本全国に発信されていく時代になったことを語った。志倉氏は、アイドルになるためにはバックステージpassに入りたいと言われるまで浸透させたいと意気込みを語った。
同店のライバルは、つんく言わく「ディズニーランド」。AKB48については、「向こうは劇場型ライブハウス、うちはカフェの中にステージがあるという考え方」とコンセプトの違いを強調。しかし、「オーディオおたく」であり、店舗を出すなど長年深く関わってきた秋葉原の話になると、「俺のほうが先に秋葉原にいました。それが、途中から(AKB48が)ぱっと入ってきて」とポロリ。「違いはありますが、大きな意味では(AKB48は)ライバルと言えるのではないでしょうか」とまとめた。
また、先日、結婚と妊娠を発表した元モーニング娘。メンバーの加護亜衣については、「世間的には子どもを産んでもおかしくない…」と語るも、加護を幼いころから見ているつんくは、「手を出してねと言われて、何を言ってんだと思ったら、『ウンコちゃ〜ん!』って、ウンコのおもちゃを乗っけてきてね」と懐かしそうに語った。「かわいらしいママになるんじゃないですかね」と告げ、俳優の杉浦太陽と結婚している元モーニング娘。メンバー・辻希美の“別居報道”については、「それってリアルなんですか?」と逆に報道陣に質問。もし説教するなら、「お尻ペンペンですよね」と笑いを誘った。(竹内みちまろ)