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大阪女児不明事件 我が子を殺害した母親のソープ、デリヘル、連れ出し売春…風俗嬢過去(1)

 大阪市東住吉区に住民登録されていた女児(6)が生後行方不明になり、2月26日、尼崎市内のアパートで遺体で発見された。両親は児童手当不正受給の疑いで逮捕されたが、母親は風俗嬢として稼いだカネに加え、この児童手当で派手に遊びまくるというバカ親ぶりも明らかとなった。

 大阪府警に児童手当不正受給による詐欺の疑いで逮捕されたのは、東住吉区に住む女児の両親、大滝清人容疑者(53)と、ちぐさ容疑者(35)で、最近までに総額93万4000円を詐取したとされる。
 府警の調べでは、ちぐさ容疑者は'06年5月11日、大阪市内の病院で女児を出産。母子ともに健康で17日に退院し、19日には女児が住民登録された。このときに児童手当の申請も行い、「ちぐさ容疑者は母乳を与え、女児はすくすくと育っていた」(病院関係者)という。

 ただし、実際は女児には“悲劇”が待っていた。
 「東住吉区役所によれば、女児は生後3カ月と1年6カ月、さらに3歳の乳幼児検診を受けていませんでした。また、大阪市は不正発覚まで計10回、自宅マンションを訪問したのですが、女児に一度も会えていなかった。清人容疑者は、'06年7月から'10年1月まで訪問面接に来た保健師に対し、『子どもは妻が実家に連れて帰っている』『予防接種は受けさせた』の一点張りだったそうです」(社会部記者)

 その傍ら、両親は児童手当受給に必要な「現況届」を毎年提出し、詐取し続けていたのだ。
 「この両親には、女児とは別に小学校へ通う2人の男の子がいるのですが、学校の在籍児童家庭環境調査では、家族構成を女児を除いた“4人”としていました。女児は今年春入学年齢で、兄と同じ小学校に入学予定だったにもかかわらず、就学前検診などに姿を現さず、兄も『妹はいない』と答えたことから、女児の行方不明が表面化したのです」(同)

 そして2月7日、両親は詐欺容疑で逮捕となった。
 「逮捕後、ちぐさ容疑者は女児の行方に関して供述を二転三転させていましたが、3月初めになり殺害を認めたのです。『実は夫の子どもではなく、生まれてきてはいけない子だったので』と、動機めいたことを述べ、『退院した帰り道のタクシーの中で赤ん坊の鼻と口を押さえて殺した』と自供している。清人容疑者もこのことは承知しており、『適当に始末しておけ』と言ったそうです」(捜査関係者)

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