「宜野湾市にある宜野湾海浜公園は去年、安室さんがラストライブを開いた場所。同市はここを彼女の聖地にしたかったようなのですが、市側はホームページで『当方の認識不足による諸課題に直面し、認定に至る事が出来ませんでした』と発表。日本記念日協会側に非はないと明かしています」(芸能ライター)
観光の目玉として制定しようとしていたこの「記念日」。実はこの日本記念日協会が制定した意外なメモリアルデーがあるという。例えば来たる10月10日は歌手の「JUJUの日」なのだそうだ。
「これは歌手のJUJUが10月10日に節目となる活動を行ってきたことがきっかけで、語呂合わせで2008年に認定されたもの。同年の10月10日にはニューヨークでライブ、2012年には武道館でコンサートを開くなど、自身の記念日を大切にしている一人です。アーティストは意外に多く、ナオト・インティライミは7月10日を『ナオトの日』、ピンクレディーの未唯は3月1日を自身の記念日にし、ファンとの交流を深めています」(同)
記念日は、こじつけられれば何でもいいようだ。例えば10月6日はトム・クルーズの日。誕生日かと思いきや、単にトム(10・6)からきているものだ。さらに4月13日は日本全国の「恵美子さん」にエールを送る日だとか。これはその名前の代表格のタレント、上沼恵美子の誕生日にあやかり、この日が記念日として制定された。これを申請したのは読売テレビ放送だ。
また2月10日はビートたけしの「キタノ記念日」。これは「ツービート」が由来。これは2と10という少々強引な語呂合わせからきている。
語弊があるかもしれないが、安室奈美恵の日が制定されないで、他の語呂合わせが認定される基準はどこにあるのだろうか…?