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『アベンジャーズ』が『ラブライブ!』から首位を奪取した今週の映画ランキング

 7月4日、5日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、ハリウッド大作の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」が初登場首位を獲得した。

 同作は12年公開の「アベンジャーズ」の続編。全国774スクリーンで公開され、土日2日間で動員50万5521人、興収7億9390万8800円をあげた。今年公開作品のオープニング興収では「ベイマックス」を抜いてナンバー1を記録。最終興収は70億円超えを見込めるというが、どこまで数字を伸ばすかが注目される。

 「離婚騒動で渦中の米倉涼子を日本語吹き替え版キャストに起用。米倉が登場するイベントには、毎回多くの報道陣が集まったため、これ以上ないPRとなった」(映画業界関係者)

 先週まで3週連続1位だった、アニメ「ラブライブ!The School Idol Movie」は2位に後退。しかし、週末2日間で動員15万0488人、興収2億1568万6100円をあげている。全国121スクリーンでの公開ながら、累計動員100万人を突破し、興収は15億円突破目前だ。

 3位には、人気クレイアニメ「ひつじのショーン」初の長編劇場版「映画 ひつじのショーン −バック・トゥ・ザ・ホーム−」が初登場。145スクリーンで公開され、土日2日間で動員9万3592人、興収1億1280万4700円をあげた。

 邦画では元AKB48の大島優子がゲスト声優をつとめた、人気アニメの劇場版27作目「それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ」が初登場で6位にランクイン。全国163スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員7万0642人、興収8511万3700円をあげた。

 10日はアーノルド・シュワルツェネッガー主演の人気SFアクションシリーズの最新作「ターミネーター:新起動/ジェニシス」、11日は豪華キャスト陣が声優をつとめた「バケモノの子」、園子温監督の最新作「リアル鬼ごっこ」、昆虫ドキュメンタリー映画「アリのままでいたい」が上演される。

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