ミヤシタガクはどこの事務所にも所属していない、フリー芸人。もし、フリー芸人で優勝となると、第一回に優勝しただいたひかる以来の快挙となる。準決勝(東京)で披露したのは、車掌ネタ。オーソドックスな車掌ネタといえば、声マネでの“電車あるある”や形態模写などがベタであるが、ミヤシタの車掌ネタは全く違う。想像を超える妄想ストーリーには、手を叩いて笑う観客も多かった。
もう1人の中山女子短期大学はNSC2005年入学の芸歴8年目の芸人。エド・はるみやパンサーの向井彗が同期とされている。準決勝(大阪)では、フリップ芸と歌を合わせたネタを披露し、準決勝の観客投票で1位を獲得。「R-1ぐらんぷり」の決勝発表会見で雨上がり決死隊の宮迫博之から「もうすぐ退職するNHKのアナウンサーみたい」とビジュアルをイジられるなど、顔面偏差値も高い。
ミヤシタガクと中山女子短期大学以外の2人も独特の芸を見せるので、Bブロックは大混戦必至。誰が最終決戦に進出しても、面白くなるのは間違いない。