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韓国への輸出規制に「ざまあみろ」は言い過ぎとは言えない過去の出来事

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提供:週刊実話

 韓国のヒュンダイ(現代)自動車が日本市場に再参入する。ヒュンダイは2001年に日本進出したが、乗用車が全く売れず10年ほどで撤退した。日本には研究開発拠点とサポートセンターを残すだけとなっていた。

 近年のインバウンド観光需要で、国内のバスメーカーは生産が追い付かず、現代自動車のバスもそれなりに売れている。これをきっかけとし、再進出を図るわけだが、実際は、
「トヨタの燃料電池車をはじめ日産のeパワーなど、ハイブリッド技術で出遅れているヒュンダイにとって、ベンチマーキングを持ち出し、パクリたい技術が山ほどあるからでしょう」(韓国ウオッチャー)

 という、うがった見方も出ている。“パクリ”で思い出すのはサムスンだ。

 スマホのディスプレイや半導体製造過程に必要な材料3品の韓国向け輸出規制の強化策で、打撃を受ける韓国企業の中に「サムスン電子」が入っている事実は、ある意味溜飲が下がる思いだ。

「日本の半導体関係の技術者がリストラを控えて窓際に追いやられていたころ、技術者の一部は『土日のソウル通い』が盛んでした。土日だけサムスンなどの半導体メーカーに通って、破格の高給で東芝など自社の核心技術を売りまくっていたのです。もちろん、技術者を大切にしなかった東芝などの日本の企業論理で凝り固まる経営陣や、当時の通産省の幹部に大きな責任はありますが、実態は、韓国の半導体メーカーによる日本の半導体技術の窃取でした」(同・ウオッチャー)

 韓国半導体産業を日本の半導体企業を凌駕するところまで持っていったのは、日本の大手製造業の技術者軽視であり、当時の通産省の怠慢であり、そして韓国半導体メーカーの「抜け目のない狡賢さ」だったということだ。だから韓国半導体メーカーが多少の痛手をこうむるのは、ある意味で当然だろう。

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