だから、インターネットなのに何故、繋がらないように遮断しておかなかったのかと問われると、インターネットで運用する事が間違えだという話になりかねません。繋がるからインターネットなのです。捲れない物はスカートじゃないんです。ホットウォレットもコールドウォレットも常時接続か否かで接触する事にはかわりません。多分ですが、問題はそこじゃないんだと思います。
それでも、コインチェックがお客から預かっていた現金は、要望に応えて返金したようです。400億近い金額だと記者会見で言っていましたが、少ない金額も多いと思うので、大変だったと思いますが、相当前から送金の準備はしていた事が伺えます。記者会見では、流出したNEMの補償も可能性が高い事を伺わせる内容でした。自己資金ということなので、誰かが助け舟を出したのではなければ、現金は別に管理していたようです。
緊急会見という事だったので、お客さんは脚がブルブル震えた人も多かったかもしれませんが、破産宣告でなく、微かに未来が見える会見だったので少し安心した事と思います。後は、もう1つ大きな山を越えれば、逆に信用が付くかもしれません。若い会社ですから何とか切り抜けてほしいところです。仮想通貨の為に、もう一頑張りお願いしたいところです。
しかし、コインチェックは一応被害者側なのですが、犯人扱いのようで少し同情しますが、今週の競馬はフェブラリーステークスG1が行われる大切な時期ですし、その前日の土曜日にもG3の京都牝馬ステークSが行われます。ミスパンテール、ワンスインナムーン、デアレガーロが有力ですが、コインチェックの様に前走で1年振りのレースで勝ったエンジェルフェイス。前走は展開に恵まれたようにも見えましたが、展開だけでもないようにも見えました。もしかしたら、奇跡の復活があるかもしれないエンジェルフェイスに注目しています。