前走の北総Sは、後方から競馬を進めた馬の中では最先着の4着。4角では抜群の手応えで最内にもぐり込み、直線は馬群をさばいて一気に追い上げました。メンバーもオープン入りを狙う強豪がそろっていましたし、かなりレベルの高かった一戦。スランプが続いていましたが、ようやく復活の足がかりをつかんだ格好となりました。その後は無理せず充電。5歳時の昨年は休養らしい休養は一度もなかったので、このリフレッシュ効果は計り知れないものがあります。
実際、中間のケイコの動きを見てもズブかった(お疲れだった?)以前に比べて反応が良くなってきた印象。馬もやる気満々といった感じです。6カ月ぶりとはいえ、汗をかく時期での復帰とあり、馬体もほどよく絞れています。
追い込み脚質とはいえ、常に大外を回らなければならないというタイプではなく、小回りの福島でも対応は十分可能。現実に当地は2戦2連対の実績があります。1700メートルも<2101>と得意。鉄砲が利くように休み明けも苦にしませんし、馬券的にも今回は妙味たっぷりです!