まずは左側の写真(1)を見ていただきたい。UFOらしき物体はまぶしく光り輝いており、角ばった形をしている。むてき氏によると、この発光体は移動せずその場所に浮遊したまま、少なくとも1分間は静止したままだったという。しかし大きさと形には変化が見られ、大きくなったり小さくなったり、光の度合いも強くなったり弱くなったりしながら空に浮いて おり、さらには「回転していたかもしれない」とむてき氏は証言している。
続けて数秒後に撮影された右側の(2)の写真をご覧いただきたい。同じ物体を撮影したものだがこの写真にはアダムスキー型UFOを思わせるような形が見て取れ、同じ物体だが「光の強さは変化していた」というむてき氏の証言にあるように、2枚目では自ら発する光の強さが弱まったために、そのものの輪郭がよりわかりやすく捉えられたのかもしれない。
2枚の写真を撮影した約1分後、発光体はついぞそこから移動することなく「その場で」消えたという。それも電気を消すようなパッとした消え方ではなく、ゆっくりと、すうっと、何かに吸い込まれるように消滅したという。
この発光体は一体なんだったのだろうか?
「動かなかった、その場で消滅した」という現象から、飛行機など物理的に空を飛ぶ乗り物とは考えづらく、また「回転する」「大きさが変わる」という点を見てもあまりにも不可解な点が多い。
あえて、推測するならばこのUFOが撮影された11月7日は日本では「後の十三夜」=「ミラクルムーン」が観測された2日後という点に注目したい。もしかするとUFOは171年ぶりの日本のミラクルムーンの観測、もしくは観光に来ていた可能性は考えられないだろうか。
現に今から171年前の日本は「虚舟(うつろぶね)」に代表されるUFOの証言が数多く残されているときとちょうど重なる。
果たしてミラクルムーンはこの飛行物体となにか関係があったのか? 謎は深まるばかりである。
文責:水木ノア(山口敏太郎事務所)