第18週では、漫画家を諦めた鈴愛(永野芽郁)が、同じく映画監督として挫折した涼次(間宮祥太朗)と結婚し子どもを作り、紆余曲折ありながらも家庭を築く姿が描かれていた。しかし、子どもが5歳になったころ、唐突に涼次が別れを切り出してきたというのが第105話のあらすじ。涼次は映画監督としてもう一度チャンスが舞い込んできたことを説明し、「これから生活は不安定になる。僕は定職に就かない。フリーターになる。家族は、邪魔になる」と言い、それに対し、鈴愛は「死んでくれ」と思わずポロリ。「死んでくれ、涼ちゃん。そしたら許してあげるよ、別れてあげるよ」などの暴言も飛び出し、激しい口論に発展。最終的に涼次は家を出て行くというストーリーが展開された。
脚本を務める北川悦吏子氏は、31日深夜に自身のツイッターを更新し、第105話について、「見応え回です」と宣言。「リョウちゃんとスズメ、見応えあります!今週、水木金、と凄いです!」とつづっており、かなりの自信作だったようだが、北川氏のツイッターの元には、「朝ドラで『死んでくれ』って言わせておいて、見応え回ですか?すごいこと言いますね…」「朝ドラって見て元気になるものであってほしいのに、日に日に鬱ドラマ化していく」「どの辺りが『見応え回』なのか分からないのですが…」といった疑問の声やツッコミが書き込まれる事態となっている。
「『半分、青い。』に関しては、以前からツイッター上で『#半分白目』『#半分青い反省会』などのアンチタグが横行しており、ストーリー展開に関するツッコミなどが書き込まれていました。公式の『#半分青い』タグでは、主に好意的な意見が書き込まれており、きっちりと分別化されていたのですが、今回に関しては、公式タグが付けられたツイートでも、ストーリーに関する不信の声が書き込まれている状態。涼次の行動に対しても、鈴愛の反応に対しても否定的な声が多く集まっています」(ドラマライター)
もちろん、北川氏に寄せられたツイートの中には、「本当に見応えある回でした!涙なしでは見れません!」「テレビの前で絶叫しました!今後も目が離せない展開になってますね」という好意的な感想もあるが、朝ドラらしからぬ暗いドロドロとした展開に驚いてしまった視聴者が多かったようだ。第106話、第107話もこのような展開が続くのだろか――。注目したい。
記事内の引用について
北川悦吏子公式ツイッターより
https://twitter.com/halu1224