小出の不祥事を受け、NHKで放送予定の主演ドラマが放送中止になるなど、アミューズにかなりの損害が生じていた。
小出は契約解除になることを見越してか、小出は同1月に新しい個人事務所を設立。
しかし、6月に入り、アミューズとの専属契約終了前に個人事務所が東京地裁から特別清算の協定案認可を受けていたことが明らかになっていた。
同社の負債総額は5億3305万円で、債権者はアミューズ1社のみ。この金額は小出の不祥事による損害と思われていたが、特別清算によりほぼチャラになっていた。
「アミューズとしては、取引先や株主に対する責任などからさすがに小出を復帰させるわけにはいかなかった。しかし、次のステップに踏み出せるように金銭面では最大限に譲歩するという恩情をみせた。そのため、小出は日本の芸能界への未練を断ち切れたのでは」(芸能プロ関係者)
気になる小出の近況だが、同誌によると、アメリカのドラマやハリウッド映画に興味を示しているそうで、実際、今年に入ってから自分で資料まで作って渡米。
もともと帰国子女で、海外作品への憧れも公言していたというが、小出の弁護士も同誌に対し渡米の準備をしていることを認めた。
語学力などの“壁”はあるものの、オーディションで一発当てることも可能な渡米だけに、小出は俳優として再起をかけることになりそうだ。