昨年2着と涙を飲んだダノンカモンが、前走の南部杯2着と合わせてリベンジを果たす。
その南部杯は直線抜け出してから、ソラを使った(遊んだ)ため長蛇を逸したもの。内容は負けて強しだ。前走の二の舞いを避けるため、ブリンカーを使用。必勝の布陣で挑む。
福永騎手からバトンを受けた三浦騎手は、昨年、そして今春の根岸S2着と2度も悔しい思いを味わっているだけに、心中期するものがあるようだ。
勝利のお膳立ては整っており、普通に走ってくればチャンスは限りなく高い。
南部杯でまたしても3着に敗れたシルクフォーチュンだが、プロキオンSでダノンカモンを一蹴している。千六は未勝利だが立ち回り次第で好勝負必至。台風の目は、究極の上がり馬アドマイヤロイヤル。
◎12ダノンカモン
○13シルクフォーチュン
▲2アドマイヤロイヤル
△11テスタマッタ、16ナムラタイタン
☆東京10R「ノベンバーステークス」(芝1800メートル)
歴戦の古馬相手に特別2連勝中の、ムーンリットレイク。ポテンシャルは間違いなく重賞レベルで、ここは通過点に過ぎない。破竹の3連勝でオープン入りを果たす。
4戦3勝、2着1回とまだ底が割れていないのも魅力だし、背負い慣れたハンデ56キロなら大いに期待できる。
一連の実績からランリョウオーと、アロマカフェが相手になる。
◎1ムーンリットレイク
○9ランリョウオー
▲7アロマカフェ
△3ビンテージチャート、4プレイ
☆新潟11R「みちのくステークス」(芝1200メートル)
休み明け2戦目で走り頃の、実力馬ドリームバレンチノが決める。
休養前にこの条件を圧勝(0秒3差)している底力を素直に信頼したい。
デリキットピースが相手筆頭。課題のゲートをクリアすれば実績から好勝負に持ち込みそう。適鞍を得たダイワナイトも、一発ムードが漂う。
◎13ドリームバレンチノ
○4デリキットピース
▲17ダイワナイト
△2マッキーコバルト、10アラマサローズ
☆京都11R「エリザベス女王杯」(芝2200メートル)
破竹の3連勝で秋華賞を制覇、3歳最強牝馬の称号を手に入れたアヴェンチュラ。心技体の3拍子が整い、充実度はメンバー屈指。古馬と2キロの斤量差があれば、GI連覇のシーンは十分だ。
相手は、この秋一番のデキに仕上がったアニメイトバイオと、安定感抜群のホエールキャプチャ。
◎1アヴェンチュラ
○7アニメイトバイオ
▲3ホエールキャプチャ
△14ダンシングレイン、18スノーフェアリー
☆京都10R「ドンカスターカップ」(芝2000メートル)
昇級以降、連続2着と確実に地力強化の跡を示すダコールで今度こそ。〈1220〉とコース相性も良く、チャンスは大きい。
もう1頭の3歳馬アドマイヤラクティが相手だ。
◎2ダコール
○3アドマイヤラクティ
▲1ロードオブザリング
△6メイショウウズシオ、9イグゼキュティヴ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。