近走は8着、12着と凡走続きだが敗因は明らか。前々走のオアシスSは距離不足の1600メートルが響いて不発に終わったものだし、前走のブリリアントSはスタート直後に躓き、リズムを狂わせたのがすべてで2戦とも度外視して大丈夫。
仁川S、マーチS連続3着を持ち出すまでもなく、実力は優に重賞レベル。本来の走りをすれば、自ずと結果は付いてくると確信する。
追い切りの動きから、万全といえる出走態勢が整ったと判断できるし、距離的にも1800メートルなら不足はない。
ハンデも据え置きの56キロだし、間違いなく能力全開できる。差し切りが決まる。
当面の相手は、遅れてきた大物シルクウィザードと、究極の上がり馬ジョウノボヘミアン。
◎11シビルウォー
○4シルクウィザード
▲15ジョウノボヘミアン
△9シルククルセイダー、14クリーン
新潟10R「信濃川特別」(芝2000メートル)は前走の糸魚川特別の勝ち内容が圧巻だった、ステージプレゼンスでもう一丁。
メンバー最速の差し脚を爆発させ、2着マイヨールを0秒4差突き放した強さは次元が違った。1分59秒2と勝ちタイムも優秀だ。
地力強化の目覚ましい3歳馬で、プラスアルファも大きく大いに期待したい。
準オープンで勝ち負けしてきた格上馬の、ヤマニンウイスカーと、エオリアンハープが順当に相手になる。
◎4ステージプレゼンス
○7ヤマニンウイスカー
▲6エオリアンハープ
△2タニオブゴールド、3トウショウデザート
新潟9R「ダリア賞」(芝1400メートル)は、層の厚い函館で新馬勝ちしたマイネルラクリマに期待。
乗り役の意のままに動けるセンスの良さは、イコール非凡な能力の証しでもある。1F延長も強調材料だ。
◎マイネルラクリマ
○8サイレントソニック
▲3マルタカシクレノン
△1マイネルロガール、9フロールジェナ
函館9R「みなみ北海道S」(芝2600メートル)は実績、実力ともホクトスルタンが一歩リード。
函館記念(賞金不足でパス)を使えたほどだから、3か月ぶりの不安は皆無に等しく、実力の違いを見せつけるとみた。
◎1ホクトスルタン
○3エアジパング
▲4トウカイメロディ
△9マイネルキーロフ、12マンハッタンスカイ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。