エドはコメントで、「なかなかハードなスケジュールではありましたが、お陰様でなんとかやり切ることが出来ました。」と心境を述べている。また、「今はほっとした喜びと、支えて下さった皆様への感謝の気持ちで一杯です。」と院生生活を振り返った。
今後はタレント業と並行し、研究者として論文の執筆や、研究を続けていくという。同時にワークショップや講演会などを展開することも視野に入れているようだ。
大学院では、人の心に焦点を当てた「身体的アプローチによってネガティブな感情をポジティブな感情に反転させる“ネガポジ反転”手法」について研究していたというエド。大学院の進学は、これまでのキャリアにも関係していたようだ。
「エドは芸人になる前、コンピューターのインストラクターや、マナー講師として活動していました。そのため、もともと人材育成やコミュニケーションに関して興味があったのでしょう。また、エドのネタは、言葉を切り返す場面で使うものも多く、こうした知識や関心が自身の芸風に繋がっていたのかもしれません。」(芸能ライター)
大学院でさらに深めた知識を、今後芸能活動に活かすことができるだろうか。
「慶應の院卒という肩書が付いたことで、インテリ芸人枠として活躍する機会も増えるでしょう。また、インテリ芸人の多くは、コメンテーターに起用されるケースも多く見られます。女性芸人のコメンテーターというのも珍しいですし、研究テーマを活かした識者的な観点から意見が求められるのではないでしょうか。」(芸能ライター)
持ちネタである「グー」が流行語大賞を受賞したのは、2008年のこと。近年は露出の減少が目立っていたエドだが、今後は芸人以外での活躍にも期待できるかもしれない。