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吉田沙保里、引退する宮里藍に「お疲れ様会をしようね」と連絡

 女子レスリングの吉田沙保里が5月31日、都内で行われた「世界禁煙デー記念イベント」に出席した。

 同イベントは、WHO(世界保健機関)が当日を「世界禁煙デー」と定めていることを受け、厚生労働省が喫煙や受動喫煙による健康への悪影響から人々を守ることを目的に開催した。吉田は同じくゲストとして参加した、歌手の平原綾香が見守るなか、巨大なタバコに得意の高速タックルをお見舞い。「タバコをやっつけられて、良かったです」と笑顔で話した。

 吉田は15年頃からぜんそくを患っているとのことで、普段のからタバコの煙を避けているそう。飲食店などでも分煙を気にするとのことで「子供たちのためにも、1人1人気をつけて欲しい」と訴えた。

 同イベントが、3年後の2020年に開催される東京五輪に向けての「受動喫煙のない社会へ」との思いも込められているということで、リオ五輪後に現役続行を表明している吉田は、「若い子たちも強くなってきているので、日本で勝ちきれるか不安もありますが」と若手の台頭に危機感を明かしつつも、「東京五輪は魅力がありすぎる。気持ちは切れていません」と東京五輪出場に向けて気合い十分の姿を見せた。

 また、プライベートでも吉田と親交があり、5月29日に今季限りでの引退を表明した女子プロゴルファーの宮里藍に関しては「まだ早いかなと、残念に思った」とコメント。しかし引退の理由がモチベーションだったということには「私も同じアスリートなのでよくわかる」と理解を示し、宮里に「お疲れ様会をしようね」と連絡したと明かした。(斎藤雅道)

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