セルティックに所属する日本代表FW前田大然とMF旗手怜央に高評価が与えられている。
スコティッシュ・カップ準決勝が20日に行われ、セルティックはセント・ジョンストンと対戦。34分に旗手のヒールパスからカラム・マクレガーが先制点を決めると、37分には前田が追加点を挙げた。さらに、45分には旗手のクロスからアダム・イダがゴールを決めると、45+1分には旗手のパスから前田が2点目をマーク。その後、67分にジョタがダメ押しゴールを挙げ、5-0で快勝したセルティックが決勝進出を果たした。
試合後、選手採点を発表したスコットランドメディア『グラスゴー・ワールド』は、この試合にフル出場し、2得点を挙げて今季の公式戦得点数を「33」に伸ばした前田にチーム2位タイとなる「8」点をつけた。
寸評では「この選手がセルティックに長期滞在するためにどんな説得が必要だろうと、それを彼に与えてやり遂げてほしい。彼が調子を上げ始めると、すぐに追いつくものは誰もいなくなり、今シーズン積み上げてきたゴール数にさらに得点を加えた」と称賛されている。
また、3アシストを記録し、70分までプレーした旗手にも「8」点がつけられ、「セルティックがやったことのほとんどで中心選手として活躍した。確かにいくつかの判断ミスではイライラさせられる部分もあったが、数ゴールに関与する脅威的なプレーでセント・ジョンストンに警戒をさせていた」と賛辞が送られている。