同社は《この度は、弊社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題について、皆様に多大なるご心配とご不安をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます》と謝罪。ジャニーズからは独立した性加害問題の調査チームである「外部専門家による再発防止特別チーム」が情報提供を目的とした「専用窓口」を開設することを報告。
今後について、《弊社といたしましては、本チームからの提言を受けた上での今後の対応に関して記者会見を行う予定でおります。記者会見の時期等詳細につきましては、決定次第お知らせさせていただきます》とした。
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「文面を読む限り、ジャニーズの藤島ジュリー景子社長が初めて会見を行うことになりそうだが、世間的にはそれしか許されないだろう。5月14日に公開した謝罪動画では、性加害について『知らぬ、存ぜぬ』を決め込んでいたが、もはや、それでは済まされない事態に発展してしまった」(芸能記者)
この問題を巡っては、すでに「週刊文春」(文芸春秋)などで20人以上の被害者が名乗り出ており、平本淳也氏ら被害を訴える7人が「ジャニーズ性加害問題当事者の会」を結成した。
さらに、「東京ブギウギ」「青い山脈」など昭和歌謡の大ヒットメーカーで国民栄誉賞を受賞した作曲家の故・服部良一さんの次男で俳優の服部吉次氏と、吉次氏の同級生で友人の松崎基泰氏が15日、都内で記者会見を行い、ともに幼少期だった70年前の性被害を告発したのだ。
そして、国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会が今月下旬に来日し、被害を訴える当事者への聞き取り調査に乗り出すことに。
さまざまな〝外圧〟で、トップが会見せざるを得なくなったようだ。