「馬柱に惑わされるな」函館日刊スポーツ杯　藤川京子の今日この頃

藤川京子

　気になるのはクリダームで、函館デビュー戦で勝ち、次走の函館2歳Sでも2着。その後は好成績はありませんが、他のメンバーたちよりレベルの高いレースで走っているので、今回のメンバーで縁起の良い函館ならイケるような気がしたのは、当日の天気予報では午前中まで雨が降っていて稍重のレースになり、函館2歳Sと似たような条件になりそうだからです。それと斤量が前走より軽くなり、他の注目馬たちは好成績が続いていますが、斤量が大幅に増えてしまうので不安要素が大きいからです。

　しかし、注目馬の中にも、前走より斤量が軽くなるワックスフラワーは連勝中で調子が良さそうです。持ち時計を見ると不安になりますが、最初の1勝まで6戦で苦労してきた事が窺え、次走も勝ったとなると競馬を理解してきたのかもしれません。また、黛弘人騎手とコンビを組んでから好成績になったので、相性が良いのだと思います。

　穴はバレリーナで、ここ2戦は元気がありませんが、先に紹介したクリダームと小倉2歳Sに出走して2着でしたから、目立ちませんが前走より斤量も下がるので、一発あるかもしれません。そして、大穴はヤマニンルリュールで、近走の5戦では出番がありませんでしたけれど、昨年のこの時期に函館1200mで勝ち、札幌のHBC賞では3着だったことから、北海道の馬場が合っていると思います。馬柱を見ると色が付いてないので、人気薄になりますのでここは狙えると読みました。

　今回は、荒れると読んで、穴馬から狙い撃ちで馬券を組み立てます。

ワイドBOX　7、5、8、10
ワイドBOX　6、4、11