発売中の「週刊文春」(文芸春秋)に対して告発したのは、ジャニーズ事務所のアイドルグループ・忍者の元メンバーの志賀泰伸氏。
忍者は6人組で、美空ひばりの「お祭りマンボ」をリメークした「お祭り忍者」で1990年8月にデビュー。デビューからわずか4カ月後にNHK・紅白歌合戦に初出場を果たしていた。
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志賀氏によると、今月14日にジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が動画と文書でジャニー氏の、性加害について説明した際の発言を聞き、「ウソつけ!」と思ったそうで、「紅白にも出た、CDデビューした人間が語ることで、問題への関心が高まればと思い、立ち上がった次第です」と告発を決意した理由を明かした。
初めて被害にあったのは、多くの元所属タレントが被害にあったいわゆる合宿所で、トータルで「30回から40回くらいは性的虐待があったと思います。そのたびに、ジャニーさんの性癖にまた巻き込まれてるって思い、会うのも嫌だし、話すのも嫌になって、合宿所から足が遠のいていきました」と振り返った。
「カウアンら複数の元タレントは15回から20回被害にあったと告白していたが、デビュー組の元タレントはシャレにならない回数の被害を受けていたことが発覚。ようやくCDデビュー組が告発を始めた。志賀氏の勇気に触発されたほかのCDデビュー組の告発が待たれる」(芸能記者)
先日、かつてはジャニー氏の寵愛を受けていた歌手の郷ひろみが報道陣の取材に応じたが、ジャニー氏には言及せず。郷はお墓まで持って行く覚悟を決めたと思われるが、ほかのCDデビュー組の告発に期待したい。