第2話は、ある小学校の校庭で教師・諸田伸枝(山田キヌヲ)が遺体となって発見される。遺体の後頭部には血痕があり、校庭に設置されているブロンズ像にも血液が付着していた。県警本部捜査一課の刑事指導官・風間公親(木村拓哉)とバディを組んでいる新人刑事の瓜原潤史(赤楚衛二)は、ブロンズ像が手にしている本の角に後頭部をぶつけて死亡したのではないか、と推察するが――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
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第2話では、その学校に子どもを通わせている佐柄美幸(宮澤エマ)が、諸田がいじめを黙認したことを恨んで犯行に及んだという事件だったが、そのアリバイ作りにネット上からツッコミが殺到している。
実は、建設会社で溶接工として働いている佐柄は、事前にブロンズ像から本を糸のこを使って切断。別の場所で本で諸田を殴って殺害し、それから行きつけのゴルフ練習場へ向かい、アリバイを作っていた。
その後、遺体を学校に運び、争った形跡を偽装してからブロンズ像と本を溶接。これらを瓜原は見事見抜き、さらに車から諸田の皮脂の痕跡が発見され、事件解決という展開となった。
しかし、このアリバイ作りにネット上からは「溶接なんてしたら光が目立つでしょ」「今時、侵入し放題の学校って設定ガバガバ」「コナン並み」「あまりにトンチキすぎるやろ」「そもそも溶接の跡見れば一発で分かるだろ」といったツッコミが殺到している。
「そもそも長年置かれていたであろうブロンズ像に対し、前夜になされた溶接跡は違和感があるはず。本が凶器となっていること自体は判明しているため、鑑識が溶接されたことに気づかないという展開はかなり無理がありました。さらに、溶接も夜中に行われていましたが、光や音が目立ってしまい、発見されるリスクが高くなるだけ。殺人犯がこの方法を選ぶのは不自然ということで、多くのツッコミが集まったようです」(ドラマライター)
演出と反し、ギャグドラマになりつつあるかもしれない――。