同局はテレビ朝日とともにWBCの日本代表戦を中継。9日の初戦、中国戦で、平均世帯視聴率41.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、10日の韓国戦で44.4%、21日の準決勝メキシコ戦で42.5%を記録。
午前7時から放送された準決勝と、同時間帯にテレビ朝日系で放送された決勝アメリカ戦をともに午後7時から再放送し、それぞれ19.8%、22.2%の高視聴率を記録していた。
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佐々木社長は開口一番「WBCですね。なんといっても」と切り出し、「とても興奮したし、最後の試合は泣きながら見ていました。なんでもできるという勇気をもらったような気がして、本当に侍ジャパンのみなさんに感謝」などと話したという。
「局内は高視聴率で大いに盛り上がり、すっかり〝WBCロス〟のムード。そのため、情報番組『ひるおび』と『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』ではいまだにWBC関連の話題を取り扱っているが、そろそろ視聴者に飽きられ徐々に視聴率がダウンし始めている」(TBS関係者)
高視聴率を受けTBSの社員には〝ご褒美〟が振る舞われたというのだが……。
一部夕刊紙によると、局内のカフェが24~31日まで飲み放題になったというが、飲み放題なのはコーヒーと紅茶だけ。かつての局内の食堂の無料開放や食事券と比べるとグレードダウンしてしまったというのだ。
TBSはCS放送の規模を縮小するなど、財務面で余裕がないだけに羽振りが悪いのも仕方なかったようだ。
「2006年の第1回大会からWBCを放送し続けているTBSだが放映権が高騰。おそらく、次回大会は放映権を買うことすらできなくなりそうだ」(広告代理店関係者)
次回のWBC開催時期は、情報番組ですら話題を扱わなくなってしまうかもしれない。