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「タイトルホルダーの試練は続く」日経賞 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 アスクビクターモアが菊花賞で勝ち5か月ぶりの出走で、斤量は58kgになってしまうのですが、再始動としては日経賞は手頃かもしれません。本番はこの次になると思いますが、馬の気持ちを確かめる為にも丁度良いと陣営も判断したようです。このレースには斤量54kgのライラックも出走して来ますから、楽なレースにはならないと思いますが、この馬も5か月に近い休み明けで、中山は2戦して1着と3着ですから得意なコースの可能性も高く、本番に向けて手応えを確かめたいのだと思います。

 しかも、タイトルホルダーが出走して来ますから、この馬が引っ張るレースになる可能性が高く、斤量59kgと重いですがアスクビクターモアが付いていければ今後の戦術の参考になると思いますし、ライラックも牝馬ですが斤量が軽ければどこまで通用するかで今後の方針も立てやすくなる筈です。もう、この3頭で決まりと言いたいところですが、休み明けの人気馬とここ2戦は調子の悪い人気馬で決め打ちする自信はありません。

 他のメンバーを見渡すと、ボッケリーニがここ2戦は二桁着順ですがGIですから、その前のGII4戦は何も馬券に絡んでいますし、斤量も58kgで初めての経験ですが、他の人気馬もライラック以外は斤量が重くなっていますから、それほど気にしなくても良いと思います。穴はカントルで前走はダメでしたが、斤量57kgで3走前の新潟とは言え好タイムで勝っていますから、大崩れしたのは前走だけだと思えば、人気馬の調整が上手く出来ていない事を想定すればワンチャンスある筈。また、ヒートオンビートも同様に派手ではなくても、堅実に走ってくれる馬の方がマルチの軸としては良いと思いますので、まさかの人気馬失速を想定して馬券を組み立てます。

 但し、予報では雨の可能性もありますから、近走で道悪でも好成績を挙げた馬たちがいましたので付け加えます。

ワイドBOX 9アスクビクターモア、4ライラック、6ボッケリーニ
ワイドBOX 2タイトルホルダー、12ヒートオンビート、6ボッケリーニ
ワイドBOX 9アスクビクターモア、3キングオブドラゴン、5ディアスティマ
ワイドBOX 2タイトルホルダー、4ライラック、8カントル

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