この日番組では、少子化の背景には非正規雇用率の高さがあると紹介。これまで番組では同様の企画を放送しており、視聴者から「夫婦ともに非正規雇用で、子どもは欲しいけど生活に四苦八苦している」「20代非正規で、恋愛どころではない」といった声が寄せられたという。
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この問題について玉川氏は「少子化の問題は、子どもが欲しいのに収入の問題で持てないっていうことが問題」と指摘。その上で、「仮に収入が少なかったとしても、それでも子どもを産める社会になるっていうのが(少子化解消のための)ひとつの方法」と解説し、子育てが経済的な不安にならないようにするべきだとした。
また、玉川氏が調べたところ、日本の子ども関連の支出はGDPの1.79%だったという。一方、イギリスやフランス、ドイツは3%以上あったといい、玉川氏は「1%も違うんですよ。1%って言うと、僕がパッと思っちゃうのは今増やそうとしている防衛予算なんですね」と指摘した。
玉川氏は、「これだけの分があれば少子化は相当変わりますよ」と断言。しかし、「かといって両方1%ずつ増やせってならないとすれば、これは放漫財政になっちゃうんで」と言い、「どっちの優先度が高いんですか? っていうことも含めて、国民は考えなくちゃいけない」と話していた。
この発言にネット上からは、「オチは防衛費増額反対って…」「なんで二択になってるの?」「防衛費反対と言いたいがために番組でこの話題やってたのか」「国が弱ければ子作りどころでない」「どうしても防衛費を増やしたくないんだろうな」という困惑の声が集まっていた。