男は昨年1月と4月、泉佐野市の自宅で飼っていた生後半年と3か月の猫に対し頭や胸を殴るなどして殺し、動物愛護法違反で書類送検、起訴された。これまでの裁判で、男は「間違いありません」と容疑を認め、動機については「鳴き声がうるさくイライラしていた」「就活が上手く行かずストレスがたまっていた」などと話したという。
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この裁判で、検察側は「身勝手な動機で理不尽で悪質な行為」として懲役1年を求刑。一方、弁護側は執行猶予を求めていた。17日、大阪地裁は懲役1年、執行猶予3年の判決を言い渡す。事実上、弁護側の主張を受け入れた形だ。
この判決に、ネットユーザーからは「甘すぎる。日本の司法は被害者感情を一切考慮せず、一般とかけ離れている」「執行猶予をつける必要があったのか。こんな人間が更生する可能性は限りなくゼロに近いし、人間にその矢が向く可能性だってある。もし、こいつが人殺しをしたら裁判所は責任を取れるのか」「人権屋は本当に害悪でしょ。近所にこんな人物がいたら絶対嫌だし、怖いよ」と疑問の声が相次ぐ。
また、「猫がうるさく泣くわけがない。男がひどいことをしていたから叫んでいたんだろ。そういうことをわかっていない」「こんな男が就職活動で受かるわけない。人事担当者たちはよく見ている」「猫が満足をしていたらうるさく泣かないよ。本当に許せない」などの怒りも出ていた。