千種は「このカードは昨年の8.22後楽園大会で、本来であれば行われるカードでした。私が前日に新型コロナ陽性反応を受けてしまい流れてしまいました。堀田選手、すみませんでした」と謝罪。続けて「堀田祐美子選手といえば、全日本女子プロレスに所属していた時に、大変自分にお世話をしてくれた後輩でございます。そして、彼女とはタッグリーグ戦を優勝したこともあります。まさかの形で、このような試合ができるとは思わなかったので、とにかくやるからには2人でガツガツやっていけるように頑張りたい」と抱負を語った。
堀田は「このようなカードができるということは、私も長与千種さんに憧れて女子プロレスに入ったので、この年になっても横にいると緊張するのですが、うれしく思い若手2人に負けないくらい思いっきりいきたい。師弟対決として、今にないような意味あるカードなので、私もワクワクしております」とかなり楽しみにしている様子。
このカードを提唱したMariaは「このカードが実現することをずっと待ち望んでいました。ホントずっと待っていました。コンディションが万全であると思っています。自分は100%の長与さんと試合がしたい。長与さんを狙っています。勝ちを狙って、自分の得意な今までずっと練習してきた関節技で取りたい」と千種からの勝ちにこだわっていく。
千種は「どんなコンディションであっても負けるつもりはない」と余裕の表情を崩さず。大好きなコーラも「やめない」という。Mariaは「試合を食うつもりでやりたい」と気を引き締めた。
なお、当日は彩羽匠が返上したAAAWシングル王座決定トーナメント、KAORUの引退5カウントゴングセレモニーも行われる。
(どら増田)