「同時間帯の民放の裏番組は『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)がトップをひた走っている。これまで『スッキリ』は2位が定位置だったが、ここに来て俳優の谷原章介がMCを務める『めざまし8』が『スッキリ』に迫っている。そのため、日テレの上層部では『このままにしてはおけない』との声が上がり始めているようだ」(テレビ局関係者)
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同番組は視聴率が低迷していることに加え、昨年のアイヌ民族差別表現問題に続いて、今年6月にはペットサロンに預けられた犬がシャンプー後に死んだ問題を報じたことを巡り、放送倫理・番組向上機構(BPO)で審議入りになってしまったのだ。
「MCの加藤に責任はないが、情報番組が二度もBPO審議入りするなど、本来なら打ち切りにされてもおかしくないレベル。それでも、2006年4月から放送され固定の視聴者もいる番組とあって、なかなか上層部も手をつけることはできなかった」(放送担当記者)
それでも、加藤の〝前科〟もあり、そろそろ打ち切り、もしくはMCの交代による番組のリニューアルが浮上しているというのだ。
「加藤といえば、2019年夏に発覚した吉本興業の所属タレントたちの闇営業問題で、番組内で所属していた吉本興業の体制を批判し〝加藤の乱〟と呼ばれる騒動を起こした。加藤は吉本の大崎洋会長と面談してトーンダウンしたことで、闇営業問題は収束すると思ったが、『スッキリ』は長期にわたって吉本問題を取り上げため、吉本は日テレに苦言を呈することに。昨年3月、吉本は加藤との専属エージェント契約を終了したため、日テレとしてももはや加藤を起用し続ける理由がなくなってしまった」(芸能記者)
加藤は崖っぷちを迎えてしまったようだ。