イギリス・ブリストルで、一緒にお昼寝をしていた飼い犬の排せつ物を顔に受け、のちにひどい感染症にかかって入院した女性がいると、海外ニュースサイト『Daily Mail』『New York Post』などが9月26日までに報じた。
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報道によると51歳の女性はある日の午後、自宅で飼い犬のチワワ(以下犬)を抱きながら一緒にお昼寝をした。一緒に寝るのはいつもの日課だという。この日、女性は突然口の中に何かが入ってくるのを感じ、飛び起きたそうだ。犬が女性の顔の上で排せつした模様。女性は口を開けたまま寝ていたため、その排せつ物が口の中へ。犬は体調不良で下痢だったそうだ。
すぐにバスルームで口の中を洗い流したが、その日の夜、激しい下痢と腹痛が女性を襲ったという。女性は緊急医療サービスに連絡。女性の家を訪れた救急隊は、女性の症状を「緊急性なし」と判断した様子。女性は痛み止めを処方してもらい、様子を見ることに。しかし2日経過しても胃のけいれんは収まらず、痛みは全身に広がったそうだ。女性は再度救急車を呼び、病院に搬送された。
女性を診察した医師によると、女性の胃腸はひどい感染症にかかっていた。犬の排せつ物が体内に入り引き起こされたものだという。女性は下痢による脱水症状がひどく、そのまま入院。体内から菌を取り除く治療を受けたあと順調に回復し、3日後に退院したという。女性は、「今でも犬が大好きですし、もう許しています。寝る場所については気を付けようと思います」と各社の取材に対し語っている。
女性が入院する一方で、犬は入院の必要もなく、薬を飲んで順調に回復しているという。女性の娘が、犬を動物病院に連れて行ったと伝えられている。
このニュースが世界に広がるとネット上では「記事を読んだだけで吐き気がした」「トラウマになりそう」「命が助かってよかった」「鼻呼吸の大切さを実感」「犬は賢い。女性は犬に嫌われていた」「犬を愛しているが、使うお皿とベッドは共有したくない」「犬の体調不良を知っていたら、早く動物病院へ連れて行け」といった声が上がった。
犬猫などのペットと暮らせば、衛生面のリスクは常に付きまとう。ベッドを共有する場合は、注意が必要かもしれない。
記事内の引用について
Dog-lover spends three days in hospital after daughter's chihuahua 'Belle' defecated on her FACE while she slept with her mouth open(Daily Mail)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-11250383/Dog-lover-spends-three-days-hospital-chihuahua-did-business-FACE-slept.html
Woman hospitalized for 3 days after dog poos on her face while sleeping(New York Post)より
https://nypost.com/2022/09/26/woman-hospitalized-after-dog-poos-on-her-face-while-sleeping/