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『ちむどんどん』最終週で評価が一変?「母親がヒロインがよかった」沖縄戦に触れ絶賛、皮肉の声も

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仲間由紀恵

 NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の第122回が27日に放送された。

 第122回は、フォンターナのオーナー・房子(原田美枝子)がやんばるにやってきた。暢子(黒島結菜)は再会を大いに喜ぶ。だが、房子がやってきた目的は、優子(仲間由紀恵)にある人を引き合わせるためで――というストーリーが描かれた。

 ​>>『ちむどんどん』またヒロインに不快感「どんだけ周囲が甘やかす」呆れ声 “思いつき”がトレンド入りも<<​​​

※以下、ネタバレあり。

 第122回では、沖縄戦で優子の姉・時恵の最期を看取り、各地の県人会を通じて時恵の妹・弟を探していたという大里(草刈正雄)を房子が紹介。沖縄大空襲で優子は両親と姉と生き別れに。弟と一緒にアメリカ軍の収容所に入れられるも、弟はその後餓死してしまうという過去があったことが以前に描かれていた。

 大里は空襲の後、焼け残った小屋に逃げ込んだところ、亡くなる寸前の時恵と遭遇したことを告白。その時点で父と母は機銃掃射に撃たれてすでに亡くなっており、時恵は「見捨てたんじゃない。必死に捜したけど、見つからなかった」と妹・弟に伝えてほしいと大里に頼んでいたことが語られた。

 また、時恵は「自分はもう食べられないから」と小さな握り飯を大里に渡してくれたとのこと。一方、優子が亡くなった時の様子を聞くと、大里は時恵は「喉が渇いた」と訴えていたものの、大里は明日からの自分たちのことを考え、自身が少し持っていた水をあげることはできなかったとのこと。告白して涙する大里に、優子も涙。最後には時恵の遺品であるジーファー(かんざし)を抱きしめ、歌子(上白石萌歌)が唄う琉球民謡『浜千鳥節』で琉球舞踊を披露するという展開が描かれた。

 普段は批判の多い『ちむどんどん』だが、この日の放送にネット上からは「最後に沖縄戦にちゃんと触れてくれてよかった」「ようやく沖縄カルチャーがちゃんと取り上げられた」「沖縄戦の話のあとの沖縄民謡は身に染みわたった」「やっと感動するエピソードが見れてよかった」という声が集まっている。

 「一方、ネット上からは、『母親がヒロインの物語だったらよかったのに…』『この話にもっと時間を割くべきだった』『どうしてこの話が単発エピソードになるの?』『もったいない』という指摘も多く集まっています。本作が批判されている一番の要因は、沖縄が蔑ろにされていると視聴者が感じるストーリーであること。今回の展開が単発ではなく、長く時間を割いていれば今よりも批判はずっと少なかった可能性は低くないでしょう」(ドラマライター)

 また、今回はヒロインが一言も喋らず。それも称賛を集めたポイントだったのかも知れない――。

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