もともと、「アナザースカイ」は「夢の数だけ空がある」をコンセプトに、ゲストが世界や日本のゆかりの地を訪れる紀行番組でもあり、スタジオではMCがゲストと映像を見ながら、本音や裏話を引き出すドキュメンタリーな要素もある人気番組。
>>日テレ『午前0時の森』に劇団ひとり「迷惑かけるなよ!」不満爆発も関ジャニ村上ファンには好評?<<
2008年10月にスタートし、多くの芸能人が「出演したい番組」と名前を挙げるなど、タレント側からも認知度が高く、時間帯を変えながら13年続いたが、21年9月末に惜しまれながら終了していた。
「コロナによって海外への渡航が宣言されてしまっただけに、もろにその影響を受けてしまった。海外への渡航でなければわざわざスケジュールを割いてまでオファーを受ける芸能人は多くなかったはず」(テレビ局関係者)
今年6月には1時間の復活スペシャルを放送したが、今回は異例の1年での復活。MCは初回から13年間務めてきた今田耕司が復帰。女性MCには、16年10月から19年3月まで5代目MCを務めた中条あやみが登板し、約3年半ぶりに今田とコンビを組むことになった。
しかし、復活の背景には前番組の悲しい結末があったという。
ニュースサイト「デイリー新潮」によると、昨年4月にスタートした俳優の田中圭と千葉雄大がMCを務める音楽番組「MUSIC BLOOD」が9月いっぱいで終了。
同番組は音楽関連の動画などを配信する「smash.」の1社提供番組としてスタート。昨年は韓国の世界的人気グループ・BTSを起用したことで話題を集めたが、どんどん巨額の赤字がふくらみ、同社がCMスポンサーから撤退せざるを得なかったというから、1社提供のリスクを露呈してしまったのだ。
その〝失敗〟を受けてか、今度はグーグルがスポンサーなら安心だ。