香川は、午前6時ごろから約4分間録画で出演。「情報番組の司会は、あくまでも自分の言葉、生の言葉でニュース、情報を伝えていく仕事」とし、「今の私の生の声は、説得性がありません。司会として出演させていただくことは、ふさわしくないと判断いたしました」と降板を決めた理由を説明した。
>>『めざまし8』谷原章介、香川照之に「これは性的な暴行」発言で称賛 番組の“セクハラ報道”表現を批判<<
一方、香川が出演する、俳優の竹内涼真が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「六本木クラス」の第9話が1日に放送され、世帯平均視聴率はこれまでで最高となる10.2%(ビデオリサーチ、関東地区)を記録。
同局は、第9話放送直前の1日に香川の出演とドラマの継続を発表。「香川さんの被害者女性に対する行為はあってはならないことですが、香川さん本人が深い反省と謝罪の気持ちを表明されており、所属事務所から被害者女性からお許しを得たと聞いております」などと説明していたが、ネット上では賛否両論が巻き起こることになってしまった。
「さすがに、香川が演じるのは竹内演じる主人公の敵役とあって、降板させることは難しいので、テレ朝もそう説明するしかなかった。とはいえ、視聴率はアップしたのだから、テレ朝としては儲けものだろう」(テレビ局関係者)
1日にはTBSが「THE TIME,」の降板、さらにトヨタなど香川をCMに起用していた数社が起用を取りやめることを発表し、あまり話題にならなかったが、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が、出演したドラマの女性スタッフへの暴行疑惑を報じている。
同誌によると、2018年1月期のTBS日曜劇場「99・9─刑事専門弁護士─SEASON II」の放送開始を間近に控えたある夜のことだ。同ドラマで松本潤演じる破天荒な弁護士の上司役を演じた香川照之は、撮影スタッフや事務所スタッフらを引き連れて都内の飲食店で懇親会を開いていたという。
会の途中、香川は女性スタッフにおもむろに向き合うと、あろうことか拳を振り上げ、その頭部を殴打したというのだ。
香川はすぐに女性に謝罪したというが、周囲が飲みすぎを制止するほど酔っていたため、香川は覚えていないというのだ。
同誌は男性若手マネジャーをパワハラで退社に追い込んだことも報じているが、一連の報道ですっかり〝裏の顔〟が世間にバレてしまった。