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日本ハム・野村、今季中の復帰は絶望? 新庄監督から見限られるか、キャリアハイ目前の故障に呆れ声

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新庄剛志監督

 20日・ソフトバンク戦4回裏に突然ベンチに退き、翌21日に左脇腹負傷を理由に登録を抹消された日本ハムのプロ4年目・22歳の野村佑希。22日に球団が発表した故障情報がネット上で物議を醸している。

 球団公式サイトはこの日、「野村佑希選手が8月22日(月)、札幌市内の病院で精密検査を受け、左腹斜筋の肉離れ(1度)と診断されましたのでお知らせいたします。全治6週間の見通しです」と野村の故障の詳細を発表。チームのレギュラーシーズン最終戦である9月28日・ロッテ戦までの復帰は絶望的とみられている。

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 今季の野村は20日終了時点で「90試合・.278・6本・32打点」といった数字をマークし、2021年のキャリアハイ(99試合・.267・7本・37打点)の更新がほぼ確実視されていた若手有望株。チームを率いる新庄剛志監督は21日に「昨日の1打席目かな。バッティングの調子が悪いじゃないですか。で、打ち方が変わって変なところに力が入って痛めたんじゃないかな」と、野村が患部を痛めたのは20日の試合の第1打席ではと推測したことが伝えられていた。

 野村の故障情報を受け、ネット上には「成長を楽しみに見てた若手が1人消えてしまった…」、「大事を取っての抹消って思ってたけど結構な重症じゃないか」、「完治までに6週間、そこから調整にも時間必要って考えたらポストシーズンにも間に合わんだろうな」と落胆の声が相次いだ。

 野村の離脱にガックリするコメントが集まる中、一部からは今回も含め故障が多すぎないかと呆れる声も上がっている。野村は2019年のプロ入りから日本ハムでプレーしているが、この間は「左股関節後方亜脱臼」(2019年8月)、「右第5指基節骨骨折」(2020年7月)、「左膝打撲による関節炎」(2021年4月)、「左足首ねんざ」(2022年2月)と毎年のように故障離脱に見舞われている。ネット上には「せっかくいい打撃してるのにあまりにも怪我が多すぎる」、「こんな故障繰り返してるようじゃいつまでもレギュラー獲れんぞ」といった意見も散見される。

 新庄監督はかねて「けがをしてしまったら一般人。そういう選手はいらない」と故障に厳しい姿勢を打ち出している。その同監督が率いるチームで立場を確立するには体の頑丈さも必要な要素といえるが、野村は今後故障体質を改善することはできるのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
北海道日本ハムファイターズの公式サイトより
https://sp.fighters.co.jp/

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