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【放送事故伝説】お笑い番組であの大物歌手の幽霊が「特別出演」?

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 夏本番となり、いよいよ怪談番組や心霊番組などが数多く放送される季節となった。だが、テレビ界では意図せずに奇妙な現象や恐怖映像が撮影されてしまうケースが数多い。

 近年発生したケースでは2021年3月24日放送の日本テレビ系のバラエティ番組『それって!?実際どうなの課』での怪奇現象がある。

 この日、『それって!?実際どうなの課』では、赤ちゃんに特定の音楽を聞かせると泣きやむといううわさの真偽を検証した。

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 泣いている赤ちゃんに反町隆史の「POISON」や米津玄師の「パプリカ」を聞かせると泣きやむという都市伝説が、数年前からネットを中心に話題になっていた。番組では実際にぐずる赤ちゃんの耳元で「POISON」を流したところ、うわさ通りピタリと泣きやんだ。

 専門家によると、「POISON」は冒頭のメロディに脳を覚醒化させる効果があり、さらにサビの部分には沈静化の効果があるため、赤ちゃんの気を引かせて泣きやむ理想的な曲なのだという。

 ここまででも十分オカルトめいた話ではあるのだが、本当の怪奇現象が起こったのはここからだった。

 赤ちゃんのロケが早めに終了したため、今度は「果物に音楽を聞かせると甘くなるのか」、「もやしに音楽を聞かせるとよく育つのか」といった『実際どうなの課』らしいライトな検証企画に移行した。

 番組スタッフは「沈静化の効果がある」と専門家から聞き、スーパーで買ってきたもやしに向かって美空ひばりの代表曲「愛燦燦」を流すことにした。

 すると、不思議なことが起こった。
 なんと「愛燦燦」が流れたところ突然、ロケに使っていた部屋のカーテンが激しく動いたのだ。

 スタジオでは司会の生瀬勝久が「ええ!?」と驚き、視聴者からも「なにあれ?心霊現象?」「急にカーテンが動いて怖い」といった声が続出。ちょっとしたパニックになったようだ。

 なお、その後はカーテンが動くことはなく、番組では「風か何かだろう」と処理。その後は特に触れられなかったが、どちらかといえば音楽ネタより心霊ネタの方が気になる展開になってしまった。

 もしかすると「ネタにするな!」と怒った美空ひばりが現世に出てきたのかもしれない……。

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