>>全ての画像を見る<<
「KIZUNA」は、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101JAPAN」で誕生したJO1(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)の2ndアルバム。イベント中、與那城は同アルバムがオリコンデイリーアルバムチャート(24日付)で一位を獲得したことを報告。「JAM(JO1のファンのこと)のみなさんのおかげ。心の底から嬉しい」と感激の表情を見せた。
この日のリリースイベントには、そのJAMが約400名も会場に駆けつけていたが、大平はコロナ禍で無観客のイベントをこなしてきた経験からか、そんな400人のJAMを見回し、「ここでこんな風にお客さんが入っているのが新鮮」と感激しきり。その後、アリーナツアーが発表されると、メンバーそれぞれ「やっとJAMのみんなに恩返しできる」と歓喜の声を上げた。金城は「緊張しています。絶対にJAMでよかったと思ってもらえるよう精一杯頑張ります」と意気込み、大平も「今回やっと会いに行けるというのが率直な感想。僕もみんなと会いたかったので地方の皆さんとたくさん時間を共有したい」と話した。
イベントでは「With Us」や「Move The Soul」を生披露し、アルバムタイトルにちなんで「絆を感じたエピソード」をメンバーで明かし合う一幕もあった。河野は「(イベントやライブの)出番前に決め事とかでなく全員でハグをする時。気合が入ります」とJO1のライブ前のルーティンを紹介。
その河野は、本アルバムの収録曲でもある「Touch!」では作詞も担当するが、「自分の名前がクレジットされているのが信じられない。インストで曲を聴いてこの曲、ライブで盛り上がる曲だなって思ったんです。自分が詞を書きたいって思いました。今は(コロナ禍で)JAMのみなさんと『Touch』ができないですけど、いつかJAMのみなさんとハイタッチとか、できればいいなっていう思いを込めました」と作詞エピソードを明かした。会場では、その「Touch!」のレコーディング映像も初公開された。
「Move The Soul」を披露時には、同曲がオープニングテーマに起用されたTVアニメ『群青のファンファーレ』に大平と木全が声優として参加したエピソードも紹介され、大平は「声優は僕、一回だけやらせてもらったことがあったんですけど、今回は翔也が一緒で楽しかった」と感想を述べていた。
サプライズで、30日に20歳の誕生日を迎える豆原を祝う演出も行われ、豆原は「20歳になるということで、JO1として17歳からやってきて20歳になるのが早いなって。いろんなスタッフの方にご迷惑をかけてしまったりもしたけど、これからも見守ってほしい」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)