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本作はサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101JAPAN」で誕生したJO1(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)のデビューから、2021年に開催された初有観客ライブまでの様子を映し出すドキュメンタリー作品。この日は適応障害の診断から、昨年10月より活動を休止し、2月14日に復帰した金城も、復帰後初の公の場で元気な姿を見せた。また、グループのデビュー2周年を記念したお祝いのケーキも登場した。
金城は「久しぶりに皆さんの前に出れて、これもJAM(JO1のファンの呼称)のみなさんのおかげ、そしてメンバーのおかげ」と感慨深げ。デビュー後はコロナ禍の中の苦しい活動であったことも振り返り、「僕は笑顔になりたい」と話すと、「11人で今後ちょっとしたコント番組とかやりたい。ガチガチのコント番組。それ見たらJAMのみなさんもきっと笑顔になると思うので」と呼びかけ、客席の拍手を浴びる。
木全は金城の復帰に「みなさん、帰ってきて嬉しいですよね?」と客席に呼びかけ、「会場に入ってきた時、みんなの目がパーっとなったのがわかって僕も嬉しい」と笑顔でコメント。大平も「こうして11人揃ってこそJO1だなって思います。これからもっとみんなで頑張りたい。全国の皆さんとも会いたい」と述べ、川尻も「これからも11人で歩いていけたら。11人で協力していけたら」と金城の復帰を歓迎した。
河野はグループが2周年を迎えたことに、「この2年間、決して順風満帆とは言えなかった。JAMの皆さんとも(コロナで)会う機会が少なかった。だからこそ会えて嬉しい。お互いがお互いを大切にしながら過ごしていた2年間。これからも大切に過ごしていきたい」としみじみ発言。佐藤も「今年は、やりたいことを全部やりたい。JAMのみんなにたくさん会うことがやりたいこと」と続く。
白岩は「デビューして2年が経ったんですけど、こうやって多くの人の前でステージに立ったりはデビュー後(コロナの影響で)なかなかなくて、11月に(有観客ライブの)扉が開いた時に、『お待たせしてしまった』とか、感謝の気持ちがこみ上げてきた。人が前にいる状態になれない。これからこういう場所を増やしていきたい」と述べ、「直接会って、みんなに感謝を伝えられる場面を増やしていきたい。そういう2年間だった」とデビュー後の紆余曲折の2年を振り返っていた。
(取材・文:名鹿祥史)