泉氏は5月14日のツイッターで、人材派遣会社のパソナが「落選中の政治家に対して、その間の生活費用の面倒を見たりもしている。何人もの落選中の政治家が、明石市長の私のもとを訪ねてきて、様々な提案をしてきたが、全部お断りをした。そのうちの何人もが、今、国会議員や市長などに返り咲いている。だから、どうこうはないとは思うが・・」とサラリと裏事情を暴露した。
さらに、17日のツイッターでは「ツイートをした本人としては、『ぶっちゃけすぎ』とも『暴露』とも認識していない。この程度の情報は、調べればわかることだ」とも言ってのけた。
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泉氏はこれまでも、何かとネットのトピックとなってきた人物と言える。硬軟織り交ぜた話題を振りまいてきた。
泉氏の名前を広く知らしめたのが、2017年6月に起こったパワハラ疑惑報道だろう。道路拡張に伴うビルの立ち退きを巡って、担当者に「燃やしてしまえ」「火をつけろ」と暴言を浴びせていたと報じられた。だが、これはいわゆる「切り取り」であり、周辺で事故が多発し、複数の死者も出ていたことからの憂慮のゆえの発言とも言われた。泉氏は発言の責任を取り辞任。出直し選挙で2人の候補を破り当選、任期満了後の選挙では他の候補者がいなかったため、無投票で当選を果たした。
そんな泉氏は、2021年12月にツイッターを開設。こちらでも多くの話題を生み出している。同27日には「今日も一日、忙しかったので、 お昼はささっと、きつねうどんで済ませた。 嘘です。今日だけでなく、毎日です。以下、市役所の食堂からの明細書」と画像付きのツイートを行った。そこには、350円の「きつねうどん」の明細がずらりと並んでおり、“変人”ぶりが話題となった。
2022年2月には、市内の川崎重工の法人市民税額について資料画像を添付した上で、「『法人税割』が『5年連続ゼロ』」「ゼロってなんだかなぁ」とツイート。批判を受け、泉氏はツイートを削除するも、調査特別委員会(百条委員会)が設置されるなど物議を醸した。
良くも悪くも泉氏の言動は、キャラクターを含め注目を集めがちと言えるだろう。
記事内の引用について
泉房穂氏のツイッターより https://twitter.com/izumi_akashi