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TBSのラジオ番組降板の伊集院光、ニッポン放送でも降板トラブル?

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伊集院光

 TBSの朝の帯ラジオ番組『伊集院光とらじおと』が3月いっぱいで終了する。この番組を巡っては、様々な不穏な動きが見られた。

 2021年3月にスタッフが伊集院の陰口LINEを誤爆する事件が起こると、伊集院が『深夜の馬鹿力』内でその顛末を報告し物議を醸した。さらに9月にはアシスタントを務めていた新井麻希アナウンサーが、伊集院が休みで不在のタイミングで降板を発表。一部メディアでは伊集院のパワハラが原因と報じられた。真相は定かではないが、TBSの局側と伊集院側に何かしらのトラブルが存在しているのは確かかもしれない。

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 このトラブルで思い出されるのが1995年に起こったニッポン放送との一件だろう。伊集院のラジオパーソナリティーとしてのキャリアのスタートは、ニッポン放送のオーディションだ。その後、深夜番組『オールナイトニッポン』を経て1991年に『伊集院光のOh!デカナイト』がスタートし人気番組となるが、1995年の4月末という中途半端な時期に打ち切りとなっている。

 現在伊集院は、所属芸能事務所ホリプロの先輩である和田アキ子の『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』や『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』にゲスト出演するなど不定期ながらニッポン放送の番組へ出演している。しかし、2004年の開局50周年記念特番で『Oh!デカナイト』の復活放送が行われるまで局への出演はなかった。この間、ニッポン放送はお台場から有楽町へ社屋移転したが、その特番にも呼ばれなかった。

 伊集院とニッポン放送のトラブルの原因の一つとなったのが大物スタッフとのあつれきだ。そのスタッフは新人時代の伊集院があいさつをすると、泥酔していたため伊集院の頭をつかみ「売れる匂いが全くしねえ」と吐き捨てたという。このスタッフは明石家さんまや、とんねるずの石橋貴明ともトラブルを起こしていたと言われる。さらに「局長を居酒屋で一本背負いした」といったエピソードも伊集院自身がよく披露するエピソードだ。

 さらに伊集院は現場スタッフとの折り合いも良くなかった。番組は月曜から木曜まで3時間の生放送だったが、それに関し伊集院は「あまりにきちんとしたルーチン化というのがおもしろくなくなってきた」と『ラジオライフ』(三才ブックス)のインタビューで語っている。

 半年後の95年10月にTBSでスタートし現在まで続く『深夜の馬鹿力』で、局内の廊下を原付スクーターで走るといった過激で自由な企画を積極的に行っていたのは、ニッポン放送時代の不満の裏返しでもありそうだ。そんなルーチンを嫌う伊集院が、月曜から木曜まで続く帯番組『らじおと』のスタッフに不満を持つのは避けられなかったとも言えるだろう。

 さらに伊集院は完璧主義者の傾向もある。生放送スタイルを選んでいるのは「録音だと何度もやり直しをしてしまう」ためであり、さらに一連のパワハラ騒動に関しては、自身が関わるテレビ番組で「編集所にまで顔を出し細かい修正指示を出す」エピソードも伝えられている。

 今より潤沢な予算や人員のあった90年代のラジオ局でもトラブルを起こしてしまうのだから、予算減や人員不足が叫ばれる今のラジオ業界において、伊集院が求めるレベルの番組を実現するのはなかなか難しいのが実状ではないだろうか。

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