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平城宮跡歴史公園と奈良県コンベンションセンターで行われる奈良県冬季誘客イベント「大立山まつり」の魅力を広く伝えるため行われた本イベント。会場には奈良県出身の太田と「大立山まつり」実行委員会会長の石川重元さん、奈良市観光大使の中島志佳さんも登壇し、奈良県の観光や食の魅力についてトークを行った。
太田は奈良の食について問われると、「圧倒的1位で好きな食べ物が柿の葉寿司です」と紹介し、「大人になって東京に来てからも、駅で売っていたりすると、買いたくなったりするんです。シャケ派と鯖派に分かれるんですけど、わたしは小さい頃はシャケ派でした。でも、今は鯖派。給食でも出ていました」と話す。
また、「だんご庄(奈良県橿原市)というおだんごのお店があるんです。きな粉のついたお団子があるんですけど、それをよくお母さんが買って来てくれて、よく食べていました」とも話し、「美味しいけど日持ちが限られていて、当日中。でも甘さもちょうど良くて、苦いお茶と一緒に食べたくなる味で好きでした」と故郷の名店を絶賛した。
奈良の魅力については「本当に空気が澄んでいて綺麗。奈良にいた頃はそれが当たり前で気づかなかったです。東京は東京でいいんですけど、久しぶりに地元に帰ると息がしやすいって。小学校の頃、遠足で曽爾高原に行ったことがあって、そこも本当に空気が綺麗で。その時もそれがすごいこととは気がつかなかったです」としみじみと語る。
2年前から東京で生活するようになり、奈良の魅力を再確認することも増えた。「東京は、いざ引っ越すと逃げられないな、帰る場所がないなって。都会の忙しさに紛れるのがいいこともあるんです。でも仕事に追われた時に、やっぱり地元に帰りたいって思うこともあります。関西にいた時は、いつでも帰れるという安心感があったけど、今は違うんだなって。地元に帰ると、親戚の人が応援してくれていることを知ったりして、頑張らないとなって思います。もっと売れたいって。奈良を代表する存在になりたいなと思います」と話す。
最後に今年一年の振り返りを問われると、「NMB48を卒業して2年目の年。1年目は、自分がやりかったお芝居の仕事がうまくいかなかったんですけど、この一年は少しずつできるようになりました。経験を積めた一年になったと思います」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)