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ハッシーの地方競馬セレクション(12/8)「第13回勝島王冠(SII)」(大井)

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画像はイメージです

 脚が溜まらなかったか・・・。先週船橋競馬場でおこなわれた「第67回クイーン賞(JpnIII)」。本命に推したリネンファッションは、まずまずのスタートからスッと2番手の位置を取る。終始淀みない流れで3コーナー手前から手が動き始め、何とか逃げたサルサディオーネに付いて行ったが、直線では突き放され抵抗する脚も残っておらず、後続にも差され8着。1000m通過が59秒6のハイペースで、それを2番手から追いかけたのだから致し方なし。敗因ははっきりとしているだけに次走での巻き返しに期待する。

 さて、今週は「第13回勝島王冠(SII)」が大井競馬場でおこなわれる。

 本命に推すのはトランセンデンス。前走は9着に敗れたが、+10kgの馬体重でやや余裕のある仕上がりだった。さらには初の58kgの斤量を背負い、初の逃げと初物尽くしで戸惑いがあったか。3,4コーナー中間では手応えが悪く、4コーナーに差し掛かるところでは外から並ばれてしまい、外の馬に内に寄られ手綱を引く不利もあった。今回は春に羽田盃(SI)を制した得意の舞台で斤量も55kgと軽くなり、間隔を開けてしっかりと仕上げてきた。条件好転、仕上がり良好と来れば巻き返す可能性は高いだろう。

 相手本線はコズミックフォース。南関東へ移籍後は5戦3勝2着1回と好成績。前走は3番手からの競馬で、3コーナーあたりで2番手に上がるとそこからは逃げ馬とマッチレース。残り200mあたりで競り落とすとそこからは独走劇。上がりは次位に0秒6差を付けての最速で、2着馬に0秒6差を付けての圧勝と力のあるところを見せつけた。2着に敗れたハルディネロは次走のサンタアニタトロフィー(SIII)で3着に入っており、相手が楽だったわけではない。今回は1ハロン距離が延びるが、馬体の造りからはプラスはあってもマイナスはない。ここでも上位争いは必至。

 まとめて負かす可能性があるとすればフィアットルクス。
 以下、デアフルーグ、リコーワルサーまで。
◎(1)トランセンデンス
〇(5)コズミックフォース
▲(15)フィアットルクス
△(16)デアフルーグ
△(10)リコーワルサー

買い目
【馬単】4点
(1)⇔(5)(15)
【3連複2頭軸流し】3点
(1)(5)-(10)(15)(16)
【3連単フォーメーション】12点
(1)→(5)(15)→(5)(10)(15)(16)
(5)(10)→(1)→(5)(10)(15)(16)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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