search
とじる
トップ > スポーツ > 元阪神ドラ1、ロッテ高濱卓也が引退「甲子園で最後ホームランを打てて良かった」

元阪神ドラ1、ロッテ高濱卓也が引退「甲子園で最後ホームランを打てて良かった」

pic pic

高濱卓也

 千葉ロッテマリーンズは2日、石崎剛投手、永野将司投手、宗接唯人捕手、高濱卓也内野手、松田進内野手の5選手に、来季契約を結ばない旨を通知したと発表した。今後について高濱は現役引退。石崎、永野、宗接の3人は現役続行を希望。松田は未定だという。

 高濱は2007年、高校生ドラフト1巡目で横浜高から阪神タイガースに入団。2011年のオープン戦期間中に前年に小林宏之国内FA権の行使を経てロッテから阪神へ移籍したことに伴う人的補償措置により、一軍に帯同していたにもかかわらず、ロッテへ移籍する。当時は阪神ファンから批判が殺到した。2019年のオフに全内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術を行った関係で育成契約に。今年の5月31日に支配下登録された矢先の戦力外となったが、肉体的に限界が来ていたようだ。

 高濱は「ここまでマリーンズには期待をしていただき、育成としてもお世話になり再び支配下に戻してもらって期待もかけてもらいましたが、その期待に応えることが出来なかった事を非常に残念に思います。8月にヘルニアが再発してしまったこともあり、今年は厳しい日々となりました。それでもまた一軍の舞台に立ちたいという気持ちで頑張っていましたが今回、このように引退という形を取って区切りを打とうと思いました。自分の中で一番印象に残っていることは今年、甲子園でのエキシビションマッチでホームランを打てたことです。甲子園は僕の始まりの場所なので、そこで最後ホームランを打てて良かったかなと今では思います。ファンの方にはいつまでも期待をかけてもらい、いつまでも応援してもらいながら、その期待に応えられなかったってことが本当に残念で仕方がありません。野球は引退しますが、ここからの第二の人生では、もっと頑張って行けたらと思います。怪我との闘いばかりで、成績は残していないんですが、野球はやり切りましたとファンの皆様には伝えたいです。マリーンズに来て11年。本当に熱い応援ありがとうございました」とファンに最後のメッセージを寄せている。

(どら増田 / 写真・村岡範子)

関連記事

タグから探す


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ