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個人情報記載文書をシュレッダーせず回収し業者が道に落とす 173人分を紛失か

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 岐阜県岐阜市の古紙リサイクル業者が、同市空き家対策課から回収した173人分の個人情報が記載された文書32枚を道に落とし、後日届けられていたことが判明した。

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 岐阜市によると、空き家対策課は個人情報が記載された文書をシュレッダーにかけるなどせず、情報が確認できる状態でリサイクルボックスに入れる。その後、10月26日になり、古紙リサイクル業者が紙を回収するが、文書を道に落とすという失態を犯した。

 夜になり、側溝に文書が挟まっている様子を高校生2人とその保護者が発見し、交番に届けたことで事態が発覚。文書はその場で市が回収した。規定では、個人情報が記載された文書はシュレッダーにかけるなどしてリサイクルボックスに入れるが、職員が「勘違い」をしてそのまま入れたのだという。現在のところ、悪用された被害は確認されていないとのことだ。

 なんともお粗末な事態に、「個人情報保護の意識が薄い。勘違いなんて嘘でしょ。いつも通りだったはず。仮に勘違いなら、業者が指摘するはずだし」「市民の税金で生活しているくせに、市民の情報を守ろうという意識がない。とんでもないよ」「自分たちに都合の悪い情報は黒塗りにするくせに」と怒りの声が相次ぐ。
 
 一方で、「回収業者が落としたのが悪い。シュレッダーの手間を省くために回収業者を入れていたはずなので」「うっかりも悪いけど、回収した紙を落とすなんて。プロ意識が低い」「いい加減な職員にいい加減な業者。はっきり言って頭に来る」などの指摘も出ていた。

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