Yahoo!ニュースで掲載された記事に対して、自分の意見が書き込めるコメント欄、ヤフコメ。だが、今月からYahoo!ニュースは不適切なコメントも増えてきたため、誰かを激しく傷付けたり攻撃するというコメントの投稿を控える注意書きを目立つ位置に置くことにしたことを、番組で紹介した。
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これについて、意見を求められた玉川氏は「ヤフコメというものが社会の役に立ってるのかという観点で考えると、ヤフコメが一部の人の巣窟になっていますよね」と私見。
さらに、総裁選についての話題を持ち出し、「あの総裁選の時に、河野さんのニュースに対する書き込みと、高市さんのニュースに対する書き込みを見ると、もうすごかったですよね。河野さんに対しては批判ばっかり、高市さんに関しては褒めるのばっかりになっていた」と印象を吐露。
続けて、同氏は「政治のニュースに関して見ると、ネット右翼の人たちがすごくそういうところで活動していることが分かる」と切り出し、かつてはネット右翼、通称“ネトウヨ”の1人で、現在、作家などとして活躍する古谷経衡氏の分析を引用。
「ネット右翼というのは大体、全体の中の1~2%と言われているんですけど、そういう人たちが書き込みの8割ぐらいを占めているという話があるんです」とした上で、「そうなると、多様な意見が見られるのかといったら、そんなことはない」と断言。
そして、「ネット右翼の動向はそこで見られるかもしれないけども、わずか1~2%の人の動向をそこで見ても意味がないじゃないですか、社会として。僕はこのヤフコメ自体を、もうちょっと1回考え直した方がいいんじゃないかと」とヤフコメのあり方に疑問を呈していた。
この後も、玉川氏は「総裁選の結果だって、党員票で言っても河野さんが一番だったわけじゃないですか。ところが、ネットの世界では全然違いましたからね。だからあれを見て、『ああ、そうなんだ』という風に多くの人が思ったら、ミスリードしてしまったことになりますよね」と不満を訴えていた。
これに対して、SNS上では「彼のコメントがテレ朝の総意なのか」「ワイドショーも玉川に場所だけ与えて後はご自由にじゃん(笑)」「ヤフコメの方が玉川よりマシだ!」「『ネットは見ない』って断言してたんじゃないのか? 見てんのか?」とツッコミが入っている。