昨日の東京の新規コロナ感染者は154人で、200人を下回るのは実に半年ぶりのことだという。政府は19の都道府県に出している緊急事態宣言について、明後日を期限として全面解除する方針を固めた。
>>玉川徹氏「なんで大阪にできることが東京にできない」都知事のコロナ対応の遅れに怒りも府民から指摘<<
こうした現状について、日本医科大学特任教授の北村義浩氏は「明らかに、激烈に毎週半減というスピードで収束に向かっています」と解説。だが一方、同局局員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏は「自宅療養で200人以上の方が亡くなっている」「さらに多くの後遺症の方がいる」とした上で、「この間に、少なくとも医療体制の整備だけは進めてほしい」と強く訴えた。
続くスタジオの話題は、気になる3回目の接種の可能性について、また感染の有無を調べる抗原検査キットの薬局での販売を厚生労働省が特例的に容認したニュースなどが紹介された。
そのブロックの最後、司会の羽鳥慎一が締めのコメントとして、「いずれにしても何度も言いますが、ワクチン接種が広がる中で、2回接種した人も、マスクの着用というのは、北村先生に言わせるとワクチンを打ったのと同じぐらいの効果がありますよと」と述べた。
すると、北村氏は「マスクはワクチンですね」と断言。続けて、「ですから、公共の場、特に屋内では理由がなければほとんど外さない方がいいと思います」と求めていた。これに対して、ネットでは「じゃあなんでマスクしてたのに感染者増えたんですか?」「スタジオで外してんじゃねえか」「マスクはワクチン程の効果が本当にあるのか誰か検証して欲しい」「では感染者はマスクして無かったんかい?」「じゃあ注射いらないじゃないか! 羽鳥も煽るなよ」「マスクはマスク ワクチンはワクチン」といった反応が。
ただ、番組のCM明け、視聴者から寄せられた「第何波まで来るのか」という質問に対して、北村氏は「第6波は確実に来ます。と言うのは全員にワクチンが行き渡るわけではない。それからワクチンは100%守ってくれるわけではない」とワクチンの効用を一部否定していた。
先ほど同氏は、マスクはワクチンと同等の効果があると言っていたのに、結局「ワクチンは万能ではない」と説明しているということは、つまりマスクも万能ではないということ。北村氏は自身の発言に矛盾を感じていないのだろうか。