カミナリ、カンニング竹山、ガンバレルーヤ、劇団ひとり、サンドウィッチマンなどの芸人から、遠藤憲一や天童よしみ、浜口京子など他ジャンルのタレントたちが、“もしもシリーズ”などを始めとした体を張ったコントに挑戦。ドリフのメンバーである加藤茶、高木ブー、仲本工事も出演した。
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「このほか、ジャニーズからSnow Manのメンバーが『ヒゲダンス』ほか、スタジオコントに出演。笑いとはまた違った方向性ではありますが、彼らが出演したことで、Twitterは大盛り上がり。トレンド入りを果たしました。話題を獲得することはできましたが、肝心なコントの内容にツッコミの書き込みが多くあったようです」(芸能ライター)
今回は、芸人たちが演じたドリフのコントはもちろん、ドリフのメンバーが出演した過去のコントをお届けする構成。劇団ひとりやサンドらが出演したコントでは、令和のバラエティー番組ではあり得ない、激しいツッコミ、洗濯バサミで顔をつまんで引っ張る、竹刀で叩く、鼻にクワガタなど、暴力的な笑いのほか差別的な笑いも交えていた。先日、放送倫理・番組向上機構(BPO)が「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」を審査の対象にすると発表したが、急遽の路線変更は難しかったのか、そのまま放送する形となった。
SNSでは、番組について「今の時代には合ってない。笑ってるのはひと昔前の人達だけwww」「当時許されていたからって、現代にリメイクしていいネタじゃなくない?BPOに注意されるよー」「つまらないな。ドリフだからおもしろいのに」などのコメントがあった。
「ドリフは昭和のコントとして見るからこそ、暴力的なところがあっても受け入れられますが、やはり今の時代に再現するとなると、受け入れられないという人もいたようです。それでも『わかりやすい動きで子どもには好評』、『久しぶりに家族でテレビ見て笑った』と絶賛のコメントもありましたよ」(同上)
今の時代にドリフのコントを再現したことは、ある意味で挑戦。今後も負けじと続けてほしいものだ。