同映画は、お笑い界の巨匠・ビートたけしの自伝小説「浅草キッド」が原作。師匠・深見千三郎と過ごした青春時代を描く物語で、俳優・大泉洋が師匠役、柳楽優弥がタケシ役でダブル主演し、劇団ひとりがメガホンを取り、全世界で配信される。
>>『浅草キッド』監督の劇団ひとり、たけし愛の強さは同世代芸人では芸人随一?<<
記事によると、主題歌については、ひとりが桑田に熱烈オファーしたことがきっかけ。ちょうど新曲として同曲を制作中だった桑田が完成前の映像を鑑賞し、主人公の深見&タケシに通ずる精神性、関係性、時代背景などの近似性に共鳴。
もともと同曲は、映画の舞台である昭和に流行した歌謡ポップスへのリスペクトが込められた曲。力強くも切ない歌詞が、挫折を繰り返しながらも人生をかけて芸人をめざす主人公の姿と重なったこともあり、主題歌に決定したという。
同曲は15日に発売されたソロミニアルバム「ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し」に収録。同作の配信前から話題になりそうだ。
「民放キー局の連続ドラマでもなかなか桑田が楽曲のオファーを受けてくれない中、Netflixがオファーをまとめた。おそらく、かなりのギャラを払ったと思われるだけに、今後、桑田に主題歌をオファーした場合のギャラはつり上がることになりそうだ」(テレビ局関係者)
民放各局にとって、若い世代に人気の同サービスは〝ライバル〟的なコンテンツのはず。しかし、最近では民放各局でCMが放送され、ある時期のCMのキャッチコピーは「退屈は犯罪です」。
まるで、低視聴率の番組をあざ笑うかのようだが、各局にとっての〝黒船〟となった同サービスの快進撃を止められないようだ。