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『しゃべくり』、ゲストの高橋克典が全く喋らず物議「呼ばなきゃいいのに」視聴者から不満も

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高橋克典

 9月6日に放送された、日本テレビ系のバラエティ番組『しゃべくり007』のゲストの「扱い方」が話題になっている。

 この日の『しゃべくり』は、前半30分は女優の芦田愛菜、後半の30分に俳優の桐谷健太と高橋克典が登場し、しゃべくりメンバーとトークを繰り広げていたのだが、「一番のベテランであるはずの高橋克典が割を食う」という内容になっていたという。

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 問題は、後半パートの構成にあった。高橋ともう一人のゲストである桐谷はこの日、自身が取得したという「ビアソムリエ」のテクニックを披露するため、居酒屋バイトの経験のある番組プロデューサーと缶ビールを注ぐ対決を行ったほか、桐谷側にはもう一つ企画があり、彼に11年間付いている付き人の俳優・渡辺光がスタジオに登場するなど盛り沢山の内容であった。

 そのため、高橋は最後の最後まで出番がなく、ほとんど発言がない状態が続いており、唯一見せ場があったとすれば、「メモ魔」である高橋は常にメモ帳を手に他の出演者の動きをメモ帳に記載するという一点だけで、話題はほとんど桐谷と付け人が話題を独占していた状態だった。

 高橋は少ない発言の中でも、「今日は僕は何のネタ提供も出来てないので」「通りすがりです」「(桐谷)健太のバーターです」と自嘲気味に語っていたが、ネットではこの高橋克典の不遇な状況に非難の声が相次いだ。

 ネットでは「え!本当に高橋さんの出番これだけ?」「スタジオでメモ取ってるだけだった」「ほとんど出落ちだった」と割と好意的な意見もあった一方、高橋はこの日が『しゃべくり』が初登場だったということもあり、「高橋さんの面白エピソードが聞きたかった」「喋らせないなら呼ばなきゃいいのに」「今度は時間に余裕がある時に呼んで欲しい」と高橋の活躍を期待していた視聴者からすると、「裏切られた」と感じる人も多かったようだ。

 これは、収録に高橋を呼んだものの、前半の芦田や桐谷のパートが予想以上に盛り上がりすぎて、「詰め込みすぎ」になってしまった為と思われ、結果的に高橋はいてもいなくてもどっちでもいい存在になってしまったのだと思われる。

 今や日テレを代表するバラエティ番組である『しゃべくり』。豪華ゲストが「売り」の側面もあるが、視聴者からすれば複雑な感情であるのは間違いないだろう。

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