マスクをした尾身氏のイラストアイコンとともに、「新型コロナの対策にあたっている専門家チームのリーダーをしています。皆さんの知恵や工夫を参考にさせてほしいと思い『コロナ専門家有志の会』の一員としてInstagramを始めました」の自己紹介メッセージが添えられている。さらに「#ねえねえ尾身さん」のハッシュタグも用意された。
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フォロワー数は、9月3日午前9時現在で約22万人と順調に数字を伸ばしている。ネット上では「速攻フォローしたわ」「尾身さん、すごいアグレッシブでいいね」といった声が聞かれる。
ツイッターよりも若者層のユーザーが多いインスタグラムを選ぶところが、何とも尾身氏らしいと言えるかもしれない。尾身氏はこれまでもネットを通じた情報発信を積極的に行ってきた。
7月20日には、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室のYouTubeチャンネルで、「コロナ禍を生きる若者のリアル」として若者からの質問に答える動画に出演している。さらに8月17日には、インターネット番組『アベプラ』(ABEMA)で、ロンドンブーツ1号2号の田村淳と討論を行い、「若者が悪者ではなく、ウイルスが原因」と訴えた。これには、ネット上で「番組としての面白さばかりを追求するならもっと尖った人と討論させるとかもあるんだろうけど、地に足がついたゲスト固めて尾身さんの話に焦点を当て続けるの、素晴らしかったと思います」といったコメントが聞かれた。
分科会を通して情報を発信するだけではなく、ネットを通じて直接若者へ語りかけようとする尾身氏の姿勢は高く評価されていると言えるだろう。
記事内の引用について
尾身茂氏のインスタグラムより
https://www.instagram.com/omi.shigeru/
内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室のYouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/watch?v=ecqGDJ3o9H0