今年3月より放送されている、川島がMCを務める朝の情報番組『ラヴィット!』(TBSテレビ)の告知動画なのだが、クオリティーの高い企画で笑いのポイントが多く話題になっている。
「動画は、基本的に番組が始まる朝に更新。ニューヨーク、ぼる塾、東京ホテイソンなど、番組に出演する芸人と、さまざまな企画を行っています。眼鏡がトレードマークの兄弟漫才師・ミキには『誰の眼鏡でしょうねクイズ』と題して、絵の得意な川島が、さまざまなアニメキャラの“眼鏡のみ”を描いて2人に出題する企画、コロコロチキチキペッパーズには『ナダルはどれでしょう』として、ナダルに似た頭頂部を3つ描き、どれがナダルかを当てる……など、とにかく手が込んでいます。ネットの反応も上々で、『笑った』『お忙しい本番前にいつもありがとうございます』なんて声もあります」(芸能ライター)
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告知動画と言えば、数十秒ほどで挨拶を終わらすのが通例だが、こちらは2分程度と長尺。番組公式Twitterもリツイートはしているものの、公式的にやっているわけではなく、川島たちが自発的にやっている可能性が高い。こうしたことから、川島の番組に対する並々ならぬ思い入れを感じる。
地道な努力を続けているものの、同番組は『視聴率大爆死』と報道されることが多い。一体、何が原因なのだろうか。
「さまざまな要因はあるでしょうが、朝の視聴者層と番組コンセプトがマッチしていないのかもしれません。『ラヴィット!』は、これまで朝の情報番組になかったお笑い要素が非常に多い番組。クイズコーナーも大喜利のようになっていて、毎回大盛り上がりです。しかし、朝の視聴者層は、出勤前のサラリーマンや主婦など。朝からパンチの効いた笑いを受け付けないという人が多いのかもしれませんね」(芸能ライター)
一方、日向坂46、ジャニーズ、若手芸人などを次々と投入しているため、若年層のファンが増えつつある。もちろん、お笑いファンも注目するような、ゲストのオードリー・春日俊彰が全曜日を制覇したり、霜降り明星が生漫才を披露したりといったニュースも定期的にある。さまざまなジャンルのタレントが混在し、朝から楽しそうにゲームやクイズに挑戦している様子を見て、癒しを感じる人もいるようだ。
同時間帯の情報番組では、深刻なコロナのニュースや事件を深掘りするような特集が組まれる中、今までにない情報番組に挑戦している『ラヴィット!』。TBSの我慢が続く限り、続けてほしいものである。